1925 (大正14) 東京帝国大学工学部
第四問
(a)次の積分を求む.
(b)次の積分を求む.
(c)次の積分を求む.
(a)
を知っていて、部分積分できる人なら簡単に解けると思います。
まず, というのは, 2回微分すると消えそうです
だから, 部分積分しようと思います.
この部分積分は、瞬間部分積分を用いてやることもできます.
+
-
+
より,
(b)
3つの中で一番簡単です
(c)
ここで, とおくと,
となるが、うまくいかない。
分解してみる。
行けそうな気がするが, はちょっとむずかしいかもしれない。
まず,
ここで とすると,
積分範囲は, はから
そうすると
さて,
ですが, 半角公式が使えて,
に注意して,
ここで とおくと,
積分範囲は, はから
同様にして,
よって,
であるから,
かなり難易度が高い問題でした。
これが解けたらすごいと思います