集合位相 第3章 #1, 演習問題.(すべて解けた)
5. で(は, がの倍数ならとする, で表記することもある)におけるの上限, 下限を問われた. 上界の定義は順序集合なら平等に「のすべての元に対し」である. いままで順序集合といえば全順序集合を思い浮かべていたが, 全順序でない場合少し考えることが増えて, 上界になるにはまずのすべての元に対し順序が存在する必要がある. ここが不思議な感覚である.
順序単射は「順序写像かつ単射」と異なって, これについて良い記事を見つけた.
darshimo.hatenablog.com
からへの順序単射かつ全射な写像が存在するならとは順序同型という.
8. でがどの2つも順序同型でない証明を問われた. どれも濃度が同じなのは第2章でやったが, どこかちょっと違和感があった. もしかすると, 「感覚的に濃度が同じ」は順序同型に近いのではないかと思った.